埼玉県立高校

※11/14修正※【第3弾】✐令和9年度公立高校入試情報✐

※以下の記事は9/2の記事を11/14に修正した(赤字部分)ものです※

令和9年度埼玉県公立高校入試についての第3弾です。
8月29日付で,県教委から面接試験についてのリーフレットが発表になりました。

このリーフレットでは,主に面接試験についての説明がされていますが,一部,こちらも新しく導入される『自己評価資料』についての説明もあります。

まずは面接について詳しく見ていきましょう。

≪面接の実施概要について≫

①面接試験は学力検査(筆記試験)の翌日に実施。
 例えば,令和9年度入試の日程だと,
  ・2月25日;学力検査(筆記試験)
  ・2月26日;面接
 となります。
 実技などの特色選抜をする学校・学科については,面接の翌日に特色選抜を行う場合もあります。
 ※前々回のレポートでお伝えした通りです。

②面接の形式は高校によって異なる。
 個人面接,集団面接のどちらの形式で面接試験を実施するかは高校によって異なります。
 詳細は,各高校の『選抜実施内容』で確認することができます。
 令和7年12月に暫定版,令和8年5月に確定版が公表される予定です。

③面接時間は一人当たり最長10分程度。
 面接は,以下のような流れになります。
  ・入室
   ↓
  ・My Voice(マイ ボイス);1分半~2分
   ↓
  ・質問/応答;3分半~6分
   ↓
  ・退室
 入退室の時間を含めると,一人当たりの面接時間は最長で10分程度になります。
 ※My Voiceについては後述。

《面接の内容について》

①My Voice(マイ ボイス)
 中学校生活や学校外での活動を振り返ったり,自らの経験や将来への思いを伝えたり,受検生が話をする,いわば『自己PR』です。
 面接の一番最初に設けられます。

②質問/応答
 受検生がMy Voiceで話した内容に対して,面接官の先生(2人以上)が質問をし,それに受検生が答えていく時間です。
 いわゆる『面接』の部分です。

《評価について》

評価の観点は2つ(+1つ)
 面接の評価は『主体的・協働的な学びの力』『自らの人生や社会を切り拓く力』という全校共通の2つの観点で評価されます。高校によっては独自に定めた観点を加えた,3つの観点で評価します。
 話の上手さや正確さは評価の対象ではありません。また,これまでの活動や取り組みの実績そのものが評価されるのではなく,実績に至るまでの過程や意欲,身に付いた力、学びに向かう力などが多面的に評価されます。
 話の上手さや内容は評価されませんが,言葉遣いなどの最低限のマナーは身につけておく方が良いと思います。

②評価は3段階。
 ①の3つの観点を『5・4・3』の3段階で評価します。
 5…大変優れていると評価できる,4…優れていると評価できる,3…評価に値する
 の3段階を基本とします。
 まずは全員が3点を持っていて,特に良いなという部分があれば,4点,5点と上がっていくというイメージでしょう。

以上が面接試験についてのまとめです。
事前にガチガチに面接練習をしておくよりも,My Voiceで話す内容を大まかに考え準備しておいて,それについてのいろいろな質問に対して自分の言葉で答えられるように,My Voiceの内容を深めておくと良さそうです。

なお,緘黙などの場合は,中学校の先生を通じて高校に相談しておいてください。


今回,発表されたリーフレットには,一部,『自己評価資料』についての記載があります。
自己評価資料とは,令和9年度入試から導入される自己PRの資料,ポートフォリオです。

紙面の上1/4は氏名や中学校名などの欄となっていて,中段1/2が自己評価資料のメインの部分,下の1/4が学校独自項目となります。(※リーフレットの画像を参照してください。)
自己評価資料は面接を行う際の補助的な資料で,委員会活動や部活動,資格など,学校内外での活動やその意欲などを,自分の言葉で記入した資料です。
得点の算出には使用されません。もちろん,文章の上手い下手や多い少ない,文字の上手い下手も評価の対象になりません。

自己評価資料の記載の中でちょっと着目していただきたいのが,自己評価資料の紙面の下1/4にある『学校独自項目』の部分です。
この学校独自項目については,リーフレットに以下のような記載があります。

[以下抜粋]

受検生は、志願する高校が「選抜実施内容」の面接の欄に「学校独自項目」を設定している場合は、その項目の内容について記載してください。
各高校では、「学校独自項目」についても評価の観点及び評価規準を定めて、得点を算出します

[以上抜粋]

自己評価資料のメインとなる部分は面接の資料として使用され得点化はされませんが,一部,学校独自項目を設定した学校については,この部分を点数にすることも考えられそうです。
学校独自項目が設定されている場合は,この欄の記載をもとに面接の質疑をが行われ,面接の3つ目の観点として評価されます。

ただ,特別にこの部分の点数評価を得るために何かをするというよりは,普通に課せられた中学生としての学業や生活を送り,勉強や検定,部活動や課外活動に取り組むというのが何よりも重要になってくるのではないでしょうか。


それにしても,ココ1ヶ月くらいで新しい入試が一気に具体的になり,発表されていますね。
前回も書いたことですが,ネットなどのうわさ話で不安にならないようにして,できるだけ正確な情報を得られるように,アンテナ感度をよくしておく必要がありそうです。

人気のカフェ。~2026年度入試 第1回志望校調査~

10月に実施された第1回進路希望調査の結果が発表になりました。
発表されたデータについては,教育ジャーナリト・梅野弘之先生のブログをご覧いただくとめちゃくちゃ詳しくまとめられています。ぜひ。


倍率というのは,募集定員に対して何人の希望者がいたか,という割合です。
人気指標みたいなもんです。
「私が選んだ学校,めっちゃ人気あるなあ。ww」くらいに捉えておけばいい。
と私は思っています。

「いや,待て。倍率高いってことはそれだけ不合格者も出るから,不合格の可能性が高くなるじゃないか。」
うん。そう。
だけどそれは,全体で見た場合の話。
その学校を受検する人を全体で捉えれば,確かに倍率が高ければ不合格の人数も増えます。
酷な話をするなら,その学校の求める学力レベルに達していない人,ギリギリのラインでギリ届かなかった人が不合格になる。
人気があるということは競争が激しくなるということだから,全体的には不合格の人数が増えるね,ということ。
入試はくじ引きではないので『不合格の可能性が高くなる=確率が上がる』みたいな確率論的な話ではないんです。
もっと簡単に言ってしまうなら,入試でちゃんと高得点が取れれば合格できるんですよ。
その学校を受検する人たちの中で上位に食い込んでいれば,受かるんです。
※調査書がびっくりするぐらい悪い場合は別として。

超人気のカフェがあって,毎日オープン前に行列ができてる。
後ろの方に並んでた人はオープンのタイミングでは店内に入ることができなかった。
でも,先頭に並んでた人は,後ろにどれだけ人が並ぼうが,確実に入店できる。
確かに全体で見たら,行列が長ければ長いほど入店できない人が増えるけど,前の方に並んでる人は,
「ええ!後ろにたくさん並んじゃった!私,入れるかな?」
とは絶対に思わないじゃないですか。
だから,入店するために頑張って早起きして,前の方に並べるように努力をする。
受験も同じこと。
先頭集団にいられれば,合格できる。
(人生の一大イベントをそんな例え方するのは不謹慎かもしれないけど。)

ただちょっと不安に感じてしまう要素としては,『自分が今,何番目に並んでいるか』を知ることができないということ。
でも,そのために,毎月のように模試を受けてるわけです。
正確な順番は出ないかもしれないけど,「今,先頭集団にいるな。」くらいのざっくりした状況は知ることができる。
だから,最後まで模試を受けて自分の状況を確認しておく必要がある。
そして,一番大切なのは,コンスタントに先頭集団に入れるように勉強をするということ。


さて。
この時期のこの発表の際に,ほぼ毎年同じようなことを言ってるんですが。
倍率を見て「うわー,倍率高っ!志望校変えようかな。」とか考えちゃってませんでしたか?
もし「ちょっと一瞬,考えちゃったわー。」というキミは,何を考えてどんな思いでその学校を選んだのか,よく思い出して欲しい。
学校説明会や見学会,相談会に参加して,何か惹かれるものがあって,「この学校に行きたい!」と思ったから選んだ学校だろうと思います。
自分で自分の進路を考えて悩んで決めた学校を,10月時点の調査の倍率(=人気指標)が高かったくらいで,あっさり諦めちゃうの?ってことです。その学校への思いは,そんな程度だったの?ってこと。

本当に入りたい学校なら,ちゃんと先頭集団に入れるように,寸暇を惜しんで,手,動かそう。
悩んでるヒマがあったら,手,動かせ。

【続報】✐令和9年度公立高校入試情報✐

先日の投稿で,令和9年度埼玉県公立高校入試(現・中2生が受ける入試)からマークシートになることはお伝えしましたが,そのリーフレットが県教育委員会のサイトで発表となっていました。

令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜 学力検査問題について

言葉がちょっと分かりにくいのですが。

まず,令和9年度入試というのは
「令和9年度に入学する生徒を選抜する入試」
という意味で,令和8年度の2月末に実施されます。令和9年度に実施される入試ではありません。
したがって,今の中学2年生が受ける入試のことを指します。

また,埼玉県の公立高校入試には一般的なレベルの「学力検査問題」と上位校が採択している難易度が高めの「学校選択問題」の2種類があります。
その二つを総称して,単に「学力検査」,その問題を「学力検査問題」と呼んでいます。
ココが分かりにくい。今回のリーフレットにある「学力検査問題」というのは,総称の方の学力検査を指しています。
したがって,このリーフレットにある変更点は「学力検査問題」「学校選択問題」のどちらにも関係しています。

この2点はご理解いただけたでしょうか。

さて。
今回のリーフレットには,大きく分けて,
 ・マークシートの仕様について
 ・マークシートの解答例(解答の仕方)
 ・Q&A
の3点が記載されています。
マークシートの仕様や解答例に目が行きやすいとは思いますが,見たところ,一般的なマークシートの仕様で,よくある解答例です。
ここで心配しておかないといけないことと言えば,
「マークシートちゃんと塗れるかな」「解答がズレないように気をつけないと」
くらいのもので,細かいことを言うなら,数学で解の公式の細かいマークがあったらミスしやすいよな,くらいのものです。

それよりも,じっくりと目を通していただきたいのはQ&Aのところ。
左側の1番目のQ&Aでは,全問マークシートではなく1割程度は記述問題であるということが書かれていて,これは前回の発表のとおりです。
左側5番目は国語の作文についてのQ&Aで,作文は出題されないと明言されています。これも前回の発表通り。
右側の3番目は英語のリスニングについてのQ&Aで,リスニングは今まで通り出題されるとなっています。これもまた前回の発表通り。
ちょっと気にしていただきたいのは,右側の4番目。
「英作文,数学の作図は出題されるか」というQに対して,「問題の詳細に触れる内容のため答えられない」というA。
国語の作文やリスニングについては明言しているのに。
まあ,おそらく,まだそこまで詳しく決まっていない,ということなんだろうと思われます。

数学のマークシートの仕様の右側のところに,2問,記述の欄があります。
よく見ると,式で説明をする(または考え方・解き方を記述する)問題と証明問題が一問ずつ,といった構成になっていますが,必ずそれが出るよということではなく,あくまでも例。
作図と証明問題になるかもしれないし,式で説明する問題と作図になるかもしれないし。
つまりはまだ何も分からない,ということです。
(まあ,証明問題は出ると思いますけど。というか出してください。)

8月中に「中学校教員向け 入学者選抜サンプル問題等説明会」が開催されているようですが,これもあくまでサンプル。
学校選択問題が始まるときと同様,「ふた開けてみないと分からん」状態です。
(テスト会社さんや教材屋さんはめっちゃくちゃ大変だと思います。いつもありがとうございます。)
ましてや今の時点での「出題予想」なんて。ナンセンスだと思ってます。


中2生の保護者の皆さん(もちろん生徒さんたちも)。
不安だとは思いますが,ネットやどこかの噂程度の話,ましてや,やたらと不安を煽ってくるような話には惑わされずに,「正しく不安がる」ようにしましょう。
まずは日々の勉強をしっかりとして,学校の成績を少しでも上げておく。
受験については,もうちょっと情報が出そろうであろう来年度になってから考えればいいです。

ちなみに,マークシート入試に向けた,来年度のウチの対策(予想ではなく対策です)方針は,大まかに決定済みです。
あとはこれから出てくる情報をもとに,煮詰めていきたいと思います。

✐令和9年度公立高校入試情報✐

まずはこちらをご覧いただきたい。

令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜 学力検査問題について

令和9年度入試,つまり現在の中学2年生が受検する公立高校入試についての変更点が発表になった。


既に昨年からアナウンスがあったのは以下の3点。

・調査書の様式変更と自己評価資料の提出
・全員に面接試験を実施
・学校・学科による特色入試の実施

この3点についてはご存じの方も多いかと思う。
こちらはまだご存じの方が少ないかと思うが,

・入試日程は最長で3日間
 (2/25[木] 学力検査・26[金] 面接※全ての学校・3/1[月] 特色検査※一部の学校)
  ※特色検査は2/26実施の学校もあり

という,日程に関する内容も5月下旬に発表になっている。


今回新たに発表になったのは以下の3点。

・テストの解答はマークシート方式,一部記述あり
・国語の作文は出題されない
・記述問題は各教科の1割程度(得点換算)

マークシートになるかもしれないよ,というウワサ程度の話は耳にしていたが。
今回正式な発表となった。

それにしても,作文もなし,記述も1割程度,とは…。
んー。

一先ずは,今日解禁された,ホヤホヤの情報の速報でした。

納得のいく決断を。

つい先ほど、
 令和7年度 埼玉県公立高等学校における入学志願者数
が発表になった。
公立高校出願後、今か今かと首を長くして待っていた受験生、保護者は多いだろう。

近隣の県立高校を見ると、

 越ヶ谷   1.34倍(1.44倍/昨年同時期)
 越谷北   1.26倍(1.17倍)
 越谷南   1.47倍(1.43倍)
 越谷西   0.95倍(0.95倍)
 越谷東   1.07倍(1.07倍)
 春日部   1.41倍(1.48倍)
 春日部東  1.08倍(1.10倍)
 春日部女子 1.05倍(1.19倍)
 久喜    1.09倍(1.03倍)
 杉戸    1.41倍(1.24倍)

昨年比で倍率増加は、越谷北、越谷南、久喜、杉戸の4校。
あとは横ばいかやや減少といったところ。

さて。
この倍率を見て、受験生や保護者は何を思うのだろうか。
「志願﨑、変えた方がいいかな…。」
まあ、このあたりだと思う。
特に、イマイチ成績が伸び悩んでしまっている受験生は。

県立入試に絶対はない。
この成績なら絶対に受かる、ということも、この成績なら残念な結果になる、ということもない。
(満点と0点は除外。ちゃんと入試を受けたら、という話。)
公立高校の入試は、あくまでも「学力検査」だ。
身体測定や体力測定みたいなもんで、学力測定みたいな感じ。
「中学校までの学習がどこまで身についているか測定させてね」的な。
でも、学校にはキャパがあるから、
「申し訳ないんだけども、上から350名のところで線を引かせてね」
っていうのが、公立高校の入試。

だから、◎◎点取れれば絶対に受かる、という保証はない。
志願先(のランク)を下げたからと言って、受かるという確証もなければ、下げなかったからと言って残念な結果になるという確証もない。
とどのつまり、当日受けてみないと、結果が出てみないと分からないんですよ。

この倍率を見て、じゃあ、志願先をどうするのか。
それについて、「こうしなさい。」とか「こうするべき。」なんて答えは、私は持ち合わせていない。
冷たいようだけど、「自分で悩んで決めなさい。」としか言えない。

ただ、一つだけ言えるのは、100%後悔のない受験なんてない、ということ。

A高を目指してて、今、ちょっと下げてB高にしようか悩んでいるとする。

①そのままA高を受けて良い結果になる。 
 ⇒ギリギリで入ったため、入ってから勉強で苦労する。 
 ⇒「あのとき、B高にしておけばよかった。」
②そのままA高を受けて残念な結果だったとする。
 ⇒もしかしたらB高だったら結果は違ったかも。
 ⇒「あのとき、B高にしておけばよかった。」
③B高に下げて受けて良い結果になる。
 ⇒もしかしたらA高でも行けてたかも。
 ⇒「あのままA高を受けておけばよかった。」
④B高に下げて受けて残念な結果だったとする。
 ⇒この結果ならA高にチャレンジしてもよかったよな。 
 ⇒「あのままA高を受けておけばよかった。」

ほら、いずれにせよ、何らかの後悔は出てくる。
100%後悔のない受験なんてない。


要は、自分の選択とそこから生まれる結果に、納得できるかどうかだ。
それが最良の決断だ、と思う。
それに、納得した上での決断なら、後悔は減らすことができる。
かもしれない。


受験生の皆さん。
人生最初の大きな決断だ。
悩んで悩んで、自分で納得ができる、前向きな決断を。

そして、時間は残りわずかだ。
決断したら、あとは脇目も振らず、手、動かせ。
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