埼玉県公立高校入試

【続報】✐令和9年度公立高校入試情報✐

先日の投稿で,令和9年度埼玉県公立高校入試(現・中2生が受ける入試)からマークシートになることはお伝えしましたが,そのリーフレットが県教育委員会のサイトで発表となっていました。

令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜 学力検査問題について

言葉がちょっと分かりにくいのですが。

まず,令和9年度入試というのは
「令和9年度に入学する生徒を選抜する入試」
という意味で,令和8年度の2月末に実施されます。令和9年度に実施される入試ではありません。
したがって,今の中学2年生が受ける入試のことを指します。

また,埼玉県の公立高校入試には一般的なレベルの「学力検査問題」と上位校が採択している難易度が高めの「学校選択問題」の2種類があります。
その二つを総称して,単に「学力検査」,その問題を「学力検査問題」と呼んでいます。
ココが分かりにくい。今回のリーフレットにある「学力検査問題」というのは,総称の方の学力検査を指しています。
したがって,このリーフレットにある変更点は「学力検査問題」「学校選択問題」のどちらにも関係しています。

この2点はご理解いただけたでしょうか。

さて。
今回のリーフレットには,大きく分けて,
 ・マークシートの仕様について
 ・マークシートの解答例(解答の仕方)
 ・Q&A
の3点が記載されています。
マークシートの仕様や解答例に目が行きやすいとは思いますが,見たところ,一般的なマークシートの仕様で,よくある解答例です。
ここで心配しておかないといけないことと言えば,
「マークシートちゃんと塗れるかな」「解答がズレないように気をつけないと」
くらいのもので,細かいことを言うなら,数学で解の公式の細かいマークがあったらミスしやすいよな,くらいのものです。

それよりも,じっくりと目を通していただきたいのはQ&Aのところ。
左側の1番目のQ&Aでは,全問マークシートではなく1割程度は記述問題であるということが書かれていて,これは前回の発表のとおりです。
左側5番目は国語の作文についてのQ&Aで,作文は出題されないと明言されています。これも前回の発表通り。
右側の3番目は英語のリスニングについてのQ&Aで,リスニングは今まで通り出題されるとなっています。これもまた前回の発表通り。
ちょっと気にしていただきたいのは,右側の4番目。
「英作文,数学の作図は出題されるか」というQに対して,「問題の詳細に触れる内容のため答えられない」というA。
国語の作文やリスニングについては明言しているのに。
まあ,おそらく,まだそこまで詳しく決まっていない,ということなんだろうと思われます。

数学のマークシートの仕様の右側のところに,2問,記述の欄があります。
よく見ると,式で説明をする(または考え方・解き方を記述する)問題と証明問題が一問ずつ,といった構成になっていますが,必ずそれが出るよということではなく,あくまでも例。
作図と証明問題になるかもしれないし,式で説明する問題と作図になるかもしれないし。
つまりはまだ何も分からない,ということです。
(まあ,証明問題は出ると思いますけど。というか出してください。)

8月中に「中学校教員向け 入学者選抜サンプル問題等説明会」が開催されているようですが,これもあくまでサンプル。
学校選択問題が始まるときと同様,「ふた開けてみないと分からん」状態です。
(テスト会社さんや教材屋さんはめっちゃくちゃ大変だと思います。いつもありがとうございます。)
ましてや今の時点での「出題予想」なんて。ナンセンスだと思ってます。


中2生の保護者の皆さん(もちろん生徒さんたちも)。
不安だとは思いますが,ネットやどこかの噂程度の話,ましてや,やたらと不安を煽ってくるような話には惑わされずに,「正しく不安がる」ようにしましょう。
まずは日々の勉強をしっかりとして,学校の成績を少しでも上げておく。
受験については,もうちょっと情報が出そろうであろう来年度になってから考えればいいです。

ちなみに,マークシート入試に向けた,来年度のウチの対策(予想ではなく対策です)方針は,大まかに決定済みです。
あとはこれから出てくる情報をもとに,煮詰めていきたいと思います。

✐令和9年度公立高校入試情報✐

まずはこちらをご覧いただきたい。

令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜 学力検査問題について

令和9年度入試,つまり現在の中学2年生が受検する公立高校入試についての変更点が発表になった。


既に昨年からアナウンスがあったのは以下の3点。

・調査書の様式変更と自己評価資料の提出
・全員に面接試験を実施
・学校・学科による特色入試の実施

この3点についてはご存じの方も多いかと思う。
こちらはまだご存じの方が少ないかと思うが,

・入試日程は最長で3日間
 (2/25[木] 学力検査・26[金] 面接※全ての学校・3/1[月] 特色検査※一部の学校)
  ※特色検査は2/26実施の学校もあり

という,日程に関する内容も5月下旬に発表になっている。


今回新たに発表になったのは以下の3点。

・テストの解答はマークシート方式,一部記述あり
・国語の作文は出題されない
・記述問題は各教科の1割程度(得点換算)

マークシートになるかもしれないよ,というウワサ程度の話は耳にしていたが。
今回正式な発表となった。

それにしても,作文もなし,記述も1割程度,とは…。
んー。

一先ずは,今日解禁された,ホヤホヤの情報の速報でした。

納得のいく決断を。

つい先ほど、
 令和7年度 埼玉県公立高等学校における入学志願者数
が発表になった。
公立高校出願後、今か今かと首を長くして待っていた受験生、保護者は多いだろう。

近隣の県立高校を見ると、

 越ヶ谷   1.34倍(1.44倍/昨年同時期)
 越谷北   1.26倍(1.17倍)
 越谷南   1.47倍(1.43倍)
 越谷西   0.95倍(0.95倍)
 越谷東   1.07倍(1.07倍)
 春日部   1.41倍(1.48倍)
 春日部東  1.08倍(1.10倍)
 春日部女子 1.05倍(1.19倍)
 久喜    1.09倍(1.03倍)
 杉戸    1.41倍(1.24倍)

昨年比で倍率増加は、越谷北、越谷南、久喜、杉戸の4校。
あとは横ばいかやや減少といったところ。

さて。
この倍率を見て、受験生や保護者は何を思うのだろうか。
「志願﨑、変えた方がいいかな…。」
まあ、このあたりだと思う。
特に、イマイチ成績が伸び悩んでしまっている受験生は。

県立入試に絶対はない。
この成績なら絶対に受かる、ということも、この成績なら残念な結果になる、ということもない。
(満点と0点は除外。ちゃんと入試を受けたら、という話。)
公立高校の入試は、あくまでも「学力検査」だ。
身体測定や体力測定みたいなもんで、学力測定みたいな感じ。
「中学校までの学習がどこまで身についているか測定させてね」的な。
でも、学校にはキャパがあるから、
「申し訳ないんだけども、上から350名のところで線を引かせてね」
っていうのが、公立高校の入試。

だから、◎◎点取れれば絶対に受かる、という保証はない。
志願先(のランク)を下げたからと言って、受かるという確証もなければ、下げなかったからと言って残念な結果になるという確証もない。
とどのつまり、当日受けてみないと、結果が出てみないと分からないんですよ。

この倍率を見て、じゃあ、志願先をどうするのか。
それについて、「こうしなさい。」とか「こうするべき。」なんて答えは、私は持ち合わせていない。
冷たいようだけど、「自分で悩んで決めなさい。」としか言えない。

ただ、一つだけ言えるのは、100%後悔のない受験なんてない、ということ。

A高を目指してて、今、ちょっと下げてB高にしようか悩んでいるとする。

①そのままA高を受けて良い結果になる。 
 ⇒ギリギリで入ったため、入ってから勉強で苦労する。 
 ⇒「あのとき、B高にしておけばよかった。」
②そのままA高を受けて残念な結果だったとする。
 ⇒もしかしたらB高だったら結果は違ったかも。
 ⇒「あのとき、B高にしておけばよかった。」
③B高に下げて受けて良い結果になる。
 ⇒もしかしたらA高でも行けてたかも。
 ⇒「あのままA高を受けておけばよかった。」
④B高に下げて受けて残念な結果だったとする。
 ⇒この結果ならA高にチャレンジしてもよかったよな。 
 ⇒「あのままA高を受けておけばよかった。」

ほら、いずれにせよ、何らかの後悔は出てくる。
100%後悔のない受験なんてない。


要は、自分の選択とそこから生まれる結果に、納得できるかどうかだ。
それが最良の決断だ、と思う。
それに、納得した上での決断なら、後悔は減らすことができる。
かもしれない。


受験生の皆さん。
人生最初の大きな決断だ。
悩んで悩んで、自分で納得ができる、前向きな決断を。

そして、時間は残りわずかだ。
決断したら、あとは脇目も振らず、手、動かせ。

前進!

12月に実施された,
の結果が、先ほど発表になった。

10月の進路希望調査とは異なり、今回の調査結果を気にしていた受験生は多いのではないだろうか。
今回の調査の倍率については、さすがに実際の出願倍率とまったく同じではないが、かなり近い数値が出てきているだろうと思う。


今回の調査結果で,教学館の近隣の高校で気になったところをピックアップしてみると…
※( )内の[ ]付の数値は前年度同時期のもの。

越谷南高校が
 1.84倍( [1.61倍] 前年比114.3%)
と高倍率がついているが、越ケ谷高校は
 1.54倍( [1.72倍] 前年比 89.5%)
とかなり苦戦している。
越ケ谷高校の希望者が越谷南高校に流れていると考えるのは短絡的だが、越谷南は駅からも近く、周辺の立地も良いから人気が出てきているのは頷ける。
なお、越谷東高校は
 1.14倍( [0.98倍] 前年比116.3%)
となっているが、これは募集定員減の影響によるもので、希望者数が大きく変わっているわけではない。

10月調査で1.71倍となった杉戸高校は
 1.50倍( [1.24倍] 前年比121.0%)
とやはり人気のようだ。
逆に春日部東高校が
 0.91倍( [0.99倍] 前年比91.9%)
と1倍を割っているほか、春日部女子高校が
 0.89倍( [1.21倍] 前年比73.6%)
とかなり苦戦している。
久喜高校(女子高)は
 0.92倍( [0.88倍] 前年比104.5%)
と増加傾向にあるが、やはり1倍は割っている。

女子高、苦戦しているなあ。
そのあたりこととか、今回の調査結果の分析?私見?は、また改めて→コチラ←に書くことにする。


ここでは例によって、受験生と保護者の方へ。

今回の調査結果の倍率を見て、高倍率の学校を志望している受験生・保護者の方は、頭を悩ませるだろうと思う。
成績が伸び悩んでいるなと感じている受験生・保護者の方は、特に。
「倍率が高かろうが、実際の入試で点数が取れればいいだけのこと。」
それはそうなんだけど。
悩みますよね。分かります。

受験生も保護者の方も、たくさん悩んで、たくさん考えて、そしてたくさん話し合って欲しい。
受験生と保護者の方がしっかり話し合うことって、すごく大切だ。
いや、何を当たり前のことを言ってるんだ?と思われるかもしれないが、受験生⇔保護者のコミュニケーション不足って結構あって、結構影響大きい。w
「親が言うから○○高校にする。」「子どもが不貞腐れて荒れるから△△高校を受けさせる。」
的な、無理矢理感、イヤイヤ感漂う選択ではなく、双方納得して志望校を決定できるように、これからまた、たくさん話し合って欲しいと思う。

間違っても、安易に
 ≪倍率が高い+成績が伸び悩んでる→志望先を変える/私立単願にする≫
と考えないで欲しい。
安易なこの選択は、後ろ向きな選択だ。
たくさん話し合った上でその選択をしたのなら、それは前向きな選択だけど。
後ろ向きな選択は、いつかどこかで後悔に変わる、と思う。


受験生の皆さん。
進路のこととか勉強のこととか、親と話すのは嫌なことだろうしメンドクサイことだろうし、ついつい不貞腐れた態度になってしまうかもしれない。
でも、今は、キミの進む道を決める大事な話をしなきゃいけない時だ。
自分はどうしたいのか、その実現には今から残りの期間で何をどうしていくつもりなのか、しっかり意見を伝えた方がいい。
そして、目標が決まったら、あとは勉強するのみ、だ。

保護者の皆さん。
進路のこととか勉強のこととか、お子さんと話をすると悪いところばっかり思い浮かんで小言の一つも言いたくなるかもしれない。
でも、今は、それをぐっと飲みこんで、お子さんの話に耳を傾けて欲しい。
その上で、親の立場ではどう考えているのか、どうして欲しいと思っているのか、感情的にならずに伝えていただきたい。
そして、あとは親として、腹を括って見守るのみ、だ。


私立入試までは2週間弱。
公立入試までは50日弱。
この調査結果を踏まえて改めて進路について考えて、限られた残りの時間、しっかりと勉強していって欲しい。


がんばれ、受験生。
がんばれ、保護者さん。




(;・∀・)<あ、そうだ。あけおめー。w
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