10月に実施された,
の結果が,昨日発表になった。
…とは言っても,現時点では,ほとんどの受験生が,
「ああ,そんな調査したな。」
くらいの認識だと思う。
12月に実施される第2回の調査なら,結果が気になる受験生も多いだろうけど。
特に,倍率。
今回の調査結果で,教学館がある東部地区では,
大宮高校(普通科) 1.93倍
越ヶ谷高校 1.73倍
杉戸高校 1.71倍
が《倍率TOP3》となっているが,杉戸高校の倍率の上げ幅には正直驚かされた。
上がるだろうと予想はしていたが,まさかこれほどとは。
昨年の同時期の倍率が1.17倍なので,前年比約46%増。
一昨年まで定員割れだった(倍率1倍に満たなかった)とは思えない。
逆に,例年倍率2倍前後の越ヶ谷高校は,例年ほどの元気がない。
何が原因だろう…とかいう分析?というか私見?というかは,後刻,⇒コチラ⇐に書くとして。
受験生と保護者の方向けに,一言。
倍率?
んなものは参考資料程度に見ておいて。
今回の調査結果の倍率を気にして,志望先を変更するべきかどうか悩んでいる受験生もいるだろう。(そんなお子様の姿を見て不安を感じている保護者の方も。)
いいよいいよ。倍率なんて気にすんな。
今はまだ,受験勉強に集中して,がむしゃらにひたすらに勉強して,成績を上げることに注力しよう。
受験生がまず第一に取り組まないといけないのはソレだ。
ウチの塾生には昔からよく言ってる。
「悩んでるヒマがあったら,手,動かせ。」
まだ10月1日時点の調査の結果だ。
ほとんどの受験生が『希望』を答えてる。
高望みした高校を答えている受験生もいるし,ここから私立単願に切り替える受験生もいる。
まだまだ倍率は変動する。
「なるほど,そういう傾向なのね,ふーーーん。ハナ( ̄σ・・ ̄)ホジ」
くらいの気持ちで良い。
倍率が高いからと言って絶対に落ちるなんてことはない。
あくまでも確率の問題で「その確率が上がる」と言うだけのこと。
公立入試は簡単に言えば,その年の受験者(公的には受検者表記ですけど)の上位から定員になるまで合格を出していく。
倍率が高かろうが何だろうが,受験者のできるだけ上位に食い込んでいれば合格する。
それならば,今,受験生がすることは一つ。
必死で勉強して上位に食い込めるようにする。
これだけだ。
それにね。
『希望』段階の倍率を見て日和るほど,キミがその高校に行きたいという気持ちは軟弱なものなのか?
受験生の皆さん。
「悩んでるヒマがあったら,手,動かせ。」
そして保護者の皆さん。
「志望校かえた方が良いんじゃない?」
と声をかけるのはもう少し待って,今はお子様の尻を叩いてやってください。