新型コロナ禍以前は毎年,昭和の日に開催されていた,
 進学相談会『東部私学の集い』
が2023年度は開催されることとなった。
実に3年ぶりの開催となる。

『東部私学の集い』は,埼玉県東部地区の私立高校6校,
 ・開智未来高校
 ・花咲徳栄高校
 ・昌平高校
 ・春日部共栄高校
 ・獨協埼玉高校
 ・叡明高校
による進学相談会だ。
参加校は6校と小規模だが,コロナ以前は3,000名にも及ぶ来場者とかなりの盛況ぶりだ。

実はこの会を,進学相談会の入門編に最適だと思っている。

まずは6校のミニ学校説明会。
ミニとは言え,しっかりと学校の取り組みなどが分かる説明会だ。
学校で開催される説明会なら,ほぼ1日がかり,1日1校が妥当なところ。
んー,近場に集まっている学校なら,無理をすれば2校行けるかどうか。
それが1日で6校だ。お得すぎる。

そして,入試過去問の出版でお馴染みの声の教育社の三谷潤一氏による入試情報の講演もある。
入試情報については,正確な情報を早く手にすることが大切だと常々,言っている。
三谷さんの講演は埼玉県に特化した入試情報を手にする,またとないチャンスだと思う。
また,三谷さんのお話は整然としていて分かりやすく,そしてとても参考になると思う。
個人的な感想になってしまうが。
一聴の価値は大いにある。

最後に,各校のブースでの個別相談だ。
合格の目安などはまだ決定していないと思われるし,こちら側も模試の結果などの資料が何もない状態だ。
「だから個別相談をする意味がない。」
というのは大きな間違いで,この時期だからじっくり聞ける,この時期にしかじっくり聞くことができない話をすることができる。
どのような学校なの?特色は?部活の様子は?進学の実績は?
それに,学費ってぶっちゃけどのくらい?
疑問に思ったことは何でも聞いてみるといい。
まだまだ時間があるこの時期にしかできない話が聞けると思う。
(秋以降の個別相談会は殺気立ってるからね。w)

だから『東部私学の集い』は入門編に最適なのだ。



新型コロナ禍での制限が緩和されつつある。
進学関係のイベントも復活してきている。
(実は『東部私学の集い』の復活も心待ちにしていた。)

4月16日の進学講演会『どこよりも早い!高校入試の話。』と併せて,足を運んで欲しい。


実施要項,当日のタイムテーブルなどは以下を参照してください。
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