春期講習のお昼休みに,歩いてコンビニに行った。
ついでにと言っては何だけど,近所の土手をぶらぶらしてきた。
いつの間にか桜が満開で,花弁が風に舞っていた。
『桜散る木のしたかぜは寒からで空に知られぬ雪ぞ降りける』
これは紀貫之の読んだ和歌。
『散る桜』を『空に知られぬ雪』『空知らぬ雪』と,古文では表現することがある。
空が降らせた覚えのない雪,と言ったところ。
風に舞う桜をぼーっと眺めながら,
「まさに『空知らぬ雪』だな。」
と思った。
それにしても。
昔の日本人の感覚はとても面白い。
そしてその感覚を表現する綺麗な言葉がたくさんあることにも驚く。

『ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ』
桜の和歌というとこちらの方が有名かも。
こちらを読んだ紀友則は紀貫之のいとこ。
ついでにと言っては何だけど,近所の土手をぶらぶらしてきた。
いつの間にか桜が満開で,花弁が風に舞っていた。
『桜散る木のしたかぜは寒からで空に知られぬ雪ぞ降りける』
これは紀貫之の読んだ和歌。
『散る桜』を『空に知られぬ雪』『空知らぬ雪』と,古文では表現することがある。
空が降らせた覚えのない雪,と言ったところ。
風に舞う桜をぼーっと眺めながら,
「まさに『空知らぬ雪』だな。」
と思った。
それにしても。
昔の日本人の感覚はとても面白い。
そしてその感覚を表現する綺麗な言葉がたくさんあることにも驚く。

『ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ』
桜の和歌というとこちらの方が有名かも。
こちらを読んだ紀友則は紀貫之のいとこ。