🍉夏期講習申し込み受付中!🍉
🌻駆け込み大歓迎!🌻


今更感のあるお話。

埼玉県公立高校入試の試験範囲が発表になった。
新型コロナウイルスによる休校の影響で
範囲が狭まることはある程度想定していたし,
近隣県で次々と発表される範囲から大体の予想はしていた。

けども!

いやいや,範囲,狭めすぎ!
ってくらい,いろいろな単元がカットされていた。
特に数学。
標本調査は分かるとしても,三平方の定理の全カットに,
円周角まで全カット!?
日常の中の相似,的なところは2020年度入試に出てたな。

え?そもそも何点分ぐらいカットになるんだろう?


・・・ということで,調べてみました。

こちら。
除外範囲まとめ_001
除外範囲まとめ_002

除外範囲まとめ_003
本当はPDFを貼りたかった・・・。w

多い年で30点分近く。少ない年で6点分とか。
標本調査や相似のところは少ないとは思っていたけど,
円周角を使った問題が意外と少ないことに驚いた。
三平方の定理を使う問題の多さは想定内だな。
調べた6年・10回分の入試問題のうち
2018年の学力検査問題たった1回だけ三平方の定理の出題がなく,
あとは毎年出題されていた。
レギュラーメンバー。
それが出題できないんだから,何が出てくるんだろう?

おまけに高校側は,入試範囲からカットされていようが関係なく,
既習のものとしてガンガン授業が進んでいくだろうから,
入試に出ないからと言って理解が不十分のままにしておくのは
のちのち困ることになりそうだ。

ともかく。
「入試の範囲が狭まった!ラッキー!」
なんてことは口が裂けても言えないってことだけは確かだ。
『受験勉強』としての学習では,
それらの単元の問題に触れる機会は例年より減るだろうし,
演習量・練習量は減るだろうから,その分理解も浅いままになる。
むしろカットになった単元こそしっかりと勉強しておかないと。


因みにウチでは,
「範囲が狭まろうが関係なく,ちゃんとやるから。」
と入試範囲の発表前から生徒さんたちに伝えてある。
ご安心を。