2017年09月

幸福を求むる者は夢なかるべからず。

去る9月24日に桜井交流館で『秋の講演会』を実施しました。
今回は「夢」をテーマに,
第1部は私が,第2部は講師の方をお招きして,
それぞれの考えをお話させていただきました。

この講演会で伝えたかったことは,
「夢を持つことって,こんなに楽しいよ。」
ということです。

夢というと,とても大袈裟に聞こえるかもしれませんが,
夢は,『自分がなりたいもの』『自分がしたいこと』。
つまり,『目標』ということですね。
将来自分がなりたいと思っている職業に就いて,
バリバリ活躍していることを想像すると,
ちょっと楽しくなりませんか?
確実にそこに向かって進んでると実感出来たら,
しんどいことも,ほんの少し軽くなりませんか?
「夢を持っている」ということで,
日々に張り合いが出て,楽しくなると思うんです。

そのためには,まず,夢を持つこと。
夢は勝手に生まれるのではなく,自分で考えないといけません。
今は実現できない夢に手を伸ばす楽しさも感じられますし,
それに向かって努力すること自体の楽しさも見つけられます。

次に,夢を誰かに話すこと。
誰かに話すことで,
「人と人の繋がりで夢が叶うことがある。
 そういう意味では,夢は他人が叶えてくれるんだ。」
と講師さんもお話されていました。

そして,夢に向かって努力を続けること。
勉強でもその他の活動でも,夢を叶えるためには,
地道な努力が必要だということです。
ちょっと難しかったかもしれませんが,講師さんが話していた,
マーケティングの大切さ,というのも努力のひとつです。

最後に,夢を持ち続けること。
「はっきり言ってつらいことが多い。」
と講師さんも話していましたが,
「でも,失敗も楽しい。」
とも言っていました。
夢を持つことで,失敗からも成功からもたくさんのことを学び,
吸収し,そして成長していくんだと思っています。
だから,夢が叶った後も,また新しい夢を持っていれば,
まだまだ成長していけるということです。

私も講師さんも,生徒さんたちより少し先に生まれて,
一足先に生徒さんたちと同じ年頃を過ごし,
いろいろな経験をしてきました。
そして,とても幸せなことに,
それを今回のように自分より若い世代に伝えられる,
そんな仕事をしています。

自分の失敗も成功も,辛かったことも楽しかったことも,
いろいろな話をするのは,
「生きてるって楽しいな!」とか「幸せだな!」とか,
そういうふうに感じて過ごして欲しいからです。

講師さんは『講演がメイン』というお仕事は初めてだそうで,
かなりガチガチに緊張していましたし,
それが伝わったのか,「誰だ!?」と思ったのか,
生徒さんも随分と固くなっていましたが,
今回の講演会で,
ほんの少しでも何かを感じてくれたら,
何かを考えるきっかけになってくれたら,
とても嬉しく思います。


遅くなってしまいましたが,
お忙しい中お越しいただいた保護者の皆様,
どうもありがとうございました。
快くお引き受けいただき,素晴らしい機会を作っていただいた
講師の方にも,この場をお借りして,感謝いたします。

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「無意識」のための「意識」。

昨日の中3の授業の時間に,
「思考することを意識して。」
という話をした。

例えば数学。
文章題ってこんなふうに考えていくといいよ,
という解き方を例題を使って話をする。
解き方とは言っても,計算の方法とかそういうのではなく,
答案を作るまでにどのような思考過程をたどって行けばいいか,
ということを中心に,いつも説明している。
ただ,そのときは「なるほどね。」と思っても,
その後,ただぼんやりと問題を解いていると,
思考がいつも整理されずに,ごちゃごちゃとしてしまい,
余計なことをしていたり,無駄なことをしていたり,
逆に必要な部分を考えていなかったりする。

だから,思考過程をたどって行くというのは
とても大切なことだと考えている。

思考過程をたどるということは,
「論理的に思考する」ということだ。
何でその数字が出てきたのか。なんでその式になったのか。
どこの部分で何をどう考えてそうなるか。
そういうことを意識しながら解いてね,ってことだ。

一朝一夕ではできるようにならない。

だからこそ,「まずは模倣して。」と言う。
まずは授業や解答の解説を真似して解けるようになること。
それができるようになったら,
「次は自分で解くときも同じように解いてみて。」と言う。
早い話が,思考過程をたどる訓練。練習。
自由な発想を潰す!とお叱りを受けるかもしれないが,
「自分なりの解き方で」って言うのは,
そこまでが完璧に出来るようになってからで良いと思っている。

自転車に乗る練習をしてたことを考えてみると良いかもしれない。
何度も何度も転んで痛い目に合いながら,
練習して練習して練習したから,今,自転車に乗れるんだろう。
そうやって乗りこなせるようになったから,
片手でおにぎりを頬張りながら自転車に乗れるんだろう。
(↑ダメ!!絶対!!!)
乗りこなせないうちから「両手を離してみよう」とは思わないでしょ。
(↑ダメ!!!絶対!!!!)

思考過程が整理されない状態で自分なりのやり方を入れれば,
余計にごちゃごちゃしてしまう。
似たような問題でも解けるときと解けないときがある,
ってのは,まさにそういう頭の中になってるんだろうと思う。

それは何も数学だけに限ったことじゃなくて,どんな教科でも。
まずはしっかりと「思考することを意識する」。
そうやって繰り返し繰り返し練習すれば,
そのうち,その思考が自分のモノになって,
「無意識にできる」ようになる。



あー。そうか。
K学習塾のN岸先生とお話をしたときの,
「まずは型に嵌ってみる。型を破れるのはその後。」
っていうヤツだ。
型を破ることができるのは,まずは型に嵌ってみたからだ。
自由な発想ができるのは,基本的な思考過程を理解できたからだ。
と,いうことなんだと思う。

宿題なんていらない!なんて言えない。②

休みの宿題の話。続き。
今日は多分短め。w
もういいよ。見たくない!という人は
『戻る』ボタンをどうぞ。


学校の「休業日」というのは,
「授業を行わない日」という意味だそうだ。
あくまでも,「授業を行わない日」であって,
「勉強しなくていい日」ではないってことだ。

こんなアンケート結果がある。
全国の小中学校の先生,121名が回答したアンケートだ。
『学習意欲・学力・習慣は1学期と比べてどう感じるか』
・学習意欲が「少し低下」「かなり低下」が60%
・学力が「少し低下」「かなり低下」が57%
・学習習慣が「少し低下」「かなり低下」が76%
・生活習慣が「少し低下」「かなり低下」が86%
いずれも過半数を超え,特に学習・生活習慣では低下が顕著。
「学習への集中力が低下している」という声も。

『2学期の立ち上げにどのくらい時間がかかるか』
・「まったくかからない」が0%
・「1~2日」が9%
・「1週間未満」が28%
・「1週間以上2週間未満」が45%
・「2週間以上」が16%
1週間以上かかるという答えが62%。
「午前中眠そう」「あくびが増える」などの声も。
(ベネッセ教育研究開発センターによる。(2005年)
 http://berd.benesse.jp/berd/center/open/syo/view21/2005/sp_2005/02point_01.html)

この数値を少ないと見るか多いと見るかはそれぞれだけれど,
宿題が出ていてもこの結果だ。(古いデータではあるけれど。)
宿題がなくなったら,ということを考えると,ねぇ。

ウチで生徒さんたちによく言ってるのは,
「継続することが大切」
ということ。
勉強はもちろんなんだけれど,長期休業の前は生活についても話す。
「学校に行くときと同じ時間に起きて,とまでは言わないけれど,
 8時頃にはちゃんと起きて,しっかりと朝ご飯を食べて。
 お昼過ぎに起きる,なんて生活は間違ってもしちゃダメ。
 ダラダラした習慣が身についてしまうのに,
 40日は十分すぎるからね。
 勉強も生活リズムも含めて,普段と同じことを継続して。」
果たして,どれだけの生徒さんが実践しているか。w

この間生徒さんたちと何気なく話していたときに,
「え?朝ちゃんと起きてますよー。」
と言っていた生徒さんは,8月上旬の時点で
「宿題,あとちょっと。」
と言っていたし,やっぱりダラっとしていて
「夏休みに入ってから起きるのお昼。w」
と言っていた生徒さんは
「ぜんっぜん終わってない!ヤバい!」
と言っていた。
さっきのアンケートではないけれど,やる気も何もかも,
長期休業を挟むとリセットされちゃう生徒さんも中には居る。
この差が,2学期以降,大きな差になっていく。
ツベコベ言っても,結果はいずれちゃんと現れる。


最初にも書いたけれど,
「休業日」は「勉強しなくていい日」ではない。
学校に行っているときと同じくらい,
というのはキツイかもしれないけれど,
長い休みをダラダラせずに,日々の勉強を継続するために,
やっぱり夏休みの宿題って重要なんだと思う。
そういうことも考えずに,目先の大変さを回避するために,
「宿題なんていらない!」
なんて言うのは,ちょっとどうなのかな,と憤りすら感じる。



そういえば,夏休みを土日祝日含めて16日間にする,と
驚くようなことを言っていたのは静岡県吉田町だっけ?
「公立校にもクーラーが設置されたから夏も勉強しやすくなった。
 それに宿題出してもやってこないんじゃ,意味ないし。
 夏休み,短くして,ちゃんと授業しようか。」
なんてことになんないように,
宿題,ちゃんとやった方が良いと思うよー。

宿題なんていらない!なんて言えない。①

夏休みの宿題はいらない。

某ニュース番組のキャスターさんがおっしゃったそうで,
ネットニュースを騒がしていた。

そもそもは自由研究や読書感想文の完成品の販売や,
宿題を代行するサービス――個人的にはそんなもんを
サービスとは呼びたくない――がネット上にあり,
それらを利用する人が増えている,というニュースについての
「賛否あるだろうが」と前置きしたうえでのコメントだそうだ。

コメントはこんな感じ。
「夏休みは文字通り休みなんですから,
強制的に宿題を課すことに私は正直疑問を感じるんですね。
休みだからこそ自分が好きなことを探したり,
関心のあることに集中すべきではないか。」
これに対して,
まさにその時宿題追い込み中の学生さんたち(と思われる)から,
賞賛の声が上がっていたそうだが,
大人たちからは,やはり賛否の声が上がっていた。

私自身はこの件に関しては,否,だ。
圧倒的に否。

そもそも学校の長期休業には,4つの意義があり,
それぞれに目的があるそうだ。
 ①夏の暑さ,冬の寒さなど気候的な悪条件からの回避
  ⇒自身で環境を調節できる家庭での健康維持,自主学習
 ②年度の境目
  ⇒家庭で入学・進級・進学等の準備を進め,
   新年度に備える
 ③伝統的な慣習の存在
  ⇒家庭や地域社会で,年中行事を通じて家族や
   地域住民と触れ合う
 ④長期の連続した休業
  ⇒学校や学校の授業日では体験できない活動を行う
(埼玉県教育局東部教育事務所による。
 https://www.pref.saitama.lg.jp/g2204/documents/gakkyuukeiei8-1.pdf)

例えば自主学習。
授業がない分,自主的に学習してね,ということだ。
ここで言う「自主的に」というのは,
勉強するしないは自由,という意味ではない。
自分で計画を立て,それに則って学習してね,ということだ。
そして最低限の自主学習をするための材料として,
宿題というものが課されるのではないかと思う。

例えば普段は体験出来ない活動。
これこそがそのキャスターさんのおっしゃるところの
「自分が好きなこと,関心があること」をするということだろう。
それを少しでも将来へ役立てる,ということを考えるなら,
それを「自由研究」とか「工作」とか「作文」とか,
宿題という形にしてあるんじゃないかと思う。
自分で計画を立てて目標を立てて勉強することだって,
普段じゃなかなかできない体験だと思う。

キャスターさんの言うように「好きなことしていいよ!」
と言ったとして,一日中,約40日間まるっと
ゲームばかりしているとか,遊んでばかりいる生徒さんたちも,
中には居るんじゃないかな,と思う。

件のニュースで,街頭インタビューを受けた親子さんが
「酷いと思うくらい宿題の量が多いし,親も大変だ。」
とお応えになっていたそうだけれど酷い量ってどのくらい?
学校の先生だって人の子,人の親だ。
夏休み中,コツコツやっていれば(それも毎日とは言わない)
終わる量の宿題しか課されていないんじゃないかと思う。
少なくとも,ついさっき,ウチの中学生に聞いた限りでは,
終わらない量ではないし,むしろ適正な量だと感じたし,
しっかりと勉強以外の自分の時間も取れそうだ。


この件に関しては,
夏休みの宿題(若しくはそれに託けた学校の先生)への非難,
ではなく,そんな商売をしようという不届き者と,
それを買い与えてしまう大人への非難,なんじゃないか?
嫌なことは他人にやらせればいいとか,
お金で何でも解決できるとか,そんな考えを植え付けそうで
ちょっと怖い。


さて。
「夏休みの宿題なんていらない!」
なんて本気で言っている生徒さんたち。
夏休み中の自分の行動をよく考えてみたらいい。
ちゃんと計画を立ててコツコツ勉強していたか。
日々,しっかりと勉強時間を確保していたか。
夏休み終盤の地獄の追い込みは,
自分が蒔いた種,なんじゃないか?




この話,頭に来てるのでもう少し続きます。w

向日葵,夕立,蝉の声。

今日から2学期がスタートしましたね。

教学館では,夏期講習の予備日を終え,
夏期講習のすべての予定を終了しました。
予備日だった8月29日には,
そのとき自習に来ていた生徒さんたちと花火をしました。
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↑近所のちびっこ参戦。

そして,昨日と今日はお休みをいただいていました。
夏休み中に溜まりに溜まった仕事をしたり,
音楽を聞きながら何冊か本を読んだり,
普段はなかなか一緒に行ってあげられない
犬たちの散歩をしたり,
ゆっくりとコーヒーを落として飲んだり,
手拭いにアイロンをかけたり。(急に生活感。w)

とにかくのんびりと過ごすことができ,
夏の疲れを癒すことができました。
とても良い気分転換ができたと思います。


皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか?

さて,始まる前は長いと思っていた夏休みも終わり。
夏休み気分をスパッと切り替えて,
2学期も頑張って行きましょう!



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ブログの更新のお知らせですが,
9月から週1回金曜日に,次週の予定と合わせて
その週の更新をまとめてお知らせする形に変更させていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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