2017年06月

8時間耐久勉強会をしました。

今日はテスト前恒例の『8時間耐久勉強会』を実施しました。
50分間の学習と10分間の休憩を8セット行う勉強会です。
学習中はとにかく集中力を切らさないことに努め,
私語は厳禁,物音も最小限に抑えることを徹底しています。

今回は中1から高校生まで幅広い学年が参加し,
特に中1生の中には初めて参加するという生徒さんもいました。
その中には,不安を口にしている生徒さんや,
緊張した面持ちの生徒さんもいましたが,
先程,無事に終了し,今は振り返り学習の時間です。

人それぞれだとは思いますが,『魔の時間』というのがあります。
眠くなったり,なぜか集中が途切れたりする時間です。
私の場合は(大抵,生徒さんと一緒になって仕事をしたりしている),
午前は11時頃,午後は3時頃です。
普段なら,ちょっと寝ようとか,気分転換に音楽を聞こうとか,
作業を続けずに,息抜きと称して楽な方に流れてしまいます。

実はそうすると,戻って来れない,ということがあるように思います。
「あと5分だけ寝よう。」「次の曲まで聞いてからやろう。」
とか考えて,結局だらだらと済し崩し的にだらけてしまうようです。
特に,家で勉強や仕事をしていると,間々ありますよね。

『8耐』をしていると,まず環境が違うということで,
勉強真っ只中に寝転んで息抜きをすることは出来ませんし,
(たまに昼休みにそういう姿は見かけるけど,休み時間はOK。w)
当然,音楽を聞いたりマンガを読んだりも出来ません。
そして,他の生徒さんたちの中で勉強をすることで,
例えば自分が『魔の時間』の最中でも,
周りの生徒さんは集中して勉強をしている訳ですから,
「やらなきゃ。」とか「負けてらんない。」とか思うそうです。

そうやって,だらける余地がない環境に身を置くことで,
誰かが自分に影響を与え,自分も誰かに影響を与え,
そういう形で生徒さんが『共鳴』『共振』していくんだと思います。
すごく面白い現象だな,と思っています。

たまには,「何か今日は全体的に集中できていなかったな。」と
ディソナンス的に鳴動・振動が合わないこともあります。
そういうときは多分,生徒さんたちも感じているようで,
最後に書いてもらう感想にネガティブな言葉が並びます。

今日は初参加の生徒さんたちの程よい緊張に引っ張られたからか,
とてもいい雰囲気で進んで行ったと思います。
完璧,なんてありえませんが,心地よい空気感・緊張感でした。

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次は,2学期中間前の10月を予定しています。
次もまた,心地よい共鳴を期待しています!
今回参加できなかった生徒さん,次回は是非参加してみてくださいね。


きっと,「疲れたけど楽しかった」とか
「まだあと2時間くらいできそうだと思った」とか
そんな感想を書いてくれる生徒さんがいると思います。
感想を見るのが楽しみです。

自由学園に行ってきた。

説明会レポートの順番が前後しますがご了承ください。

今日は東京の東久留米市にある
自由学園の説明会に参加してきました。
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自由学園は,幼稚園から大学(最高学部)までを備えた,
キリスト教(プロテスタント)の精神を基にした教育を行う学園です。
東武スカイツリーライン,JR武蔵野線,西武池袋線と乗り継ぎ,
最寄りのひばりヶ丘駅までは約80分,駅からは徒歩約5分です。

まず驚かされるのが,その広大な敷地です。
100,000平方メートル(東京ドーム約8個分)もあるキャンパスの中に,
幼稚園,初等部,中等・高等科(男子/女子部),最高学部の施設があります。
共通で使用する施設もありますが,
校舎や食堂,生徒寮など,それぞれ独自の施設を有しています。
この建物の多くは有名な建築家の手によるものだそうです。
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女子部の食堂です。↑

自然が広がったとても静かな環境にも驚きます。
何処かの広大な記念公園にでも紛れ込んでしまったかのような,
そんな錯覚を覚えるほど,草木や小川などの自然が広がっています。
池袋の少し先にこんな環境が広がっていることが信じられないほどです。
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木立や池や小川には当然のようにたくさんの生き物が住み,
生徒たちはそんな生き物たちと身近に触れ合うことが出来ます。
また,自由学園にチャイムはありません。
「時の係」と呼ばれる生徒が鐘(男子部は木の板)を鳴らして
始業と終業を知らせます。
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「いやいや,それはさすがに聞こえないだろ。」
と内心思っていたのですが,確かに聞こえてびっくりしました。
それだけ静かな環境だということですね。

そして,教育の質の高さと深さには大袈裟ではなく感激しました。
東大・京大こそないものの,国公立,早慶上理ICU,
GMARCHなど,進学実績も高いのですが,
自由学園の教育はそれだけではありません。
進学実績至上に一石を投じるような,
アンチテーゼのような教育がありました。

『子どもが集まる場所=学びだけでなく生活の場』と捉え,
大人中心の生活空間ではなく,子ども主体の空間を生んでいます。
創立者のお一人・羽仁もと子先生の
「この世の中が人生が,一番大きな教室である。」
という言葉のとおり,
寮での生活はもちろん,学校内の生活のすべてを生徒自身が管理する
『自労自治』を基本として,樹木の伐採,芝生の刈り取り,
畑・豚舎の管理,教室や寮の蛍光灯の交換まで,すべて生徒が行います。
また,収獲された食材を使用した給食(お食事と呼ばれている)の調理も
生徒たちが行っているそうです。(女子部では毎日!)
(因みに食事に使われるのはカマドと薪。薪も学園内で自給自足です。)


このように,素晴らしい環境と教育理念の中で,
「支持するに値する(Sastainableな)社会,
 本当に価値ある社会とはどのような社会か」
を批判的に問い,実現に向けて自ら行動できる力
=『良く生きる力』を養う工夫がありました。
そこには,生徒たちを信じ,肯定する大人の存在が
大きな土台となっているように感じました。


もうね,伝えたいことがあり過ぎてとっ散らかっちゃいました。
百聞は一見に如かず。
興味がある人もない人も,いや寧ろ,ない人にこそ
ぜひ見学してもらいたい学校だと感じました。


PS
男子部では入学して一番最初にすることが,
各自が6年(または3年)間使う机を作ることだそうです。
上級生にいろいろと聞きながら,組み上げられた机は,
とても頑丈でがたつきすらしませんでした。
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昌平中学高校(の説明会)に行ってきた。

今日は,春日部のふれあいキューブで行われた,
昌平中学高等学校の説明会に行ってきました。
昌平中学校は国際バカロレア(IB)MYP認定校となり,
その教育に期待が高まっています。
会場がほぼ満席だったことからも期待度の高さがうかがえます。

国際バカロレアというのは,簡単に言うと,
これからのグローバルな社会を見据えて,
世界共通の大学入学資格や成績証明書を与える教育プログラム。
MYPとはそのプログラムの中で,
中学生~高校1年生までを対象とした学習プログラムです。
因みにIB(MYP)の認定は埼玉では初!だそうです。

グローバルな教育であったり,国際理解教育であったり,
そういう目標を掲げている学校はいくつもありますが,
実際にIBの認定を受けた学校,というのは
今後,ますます強みになっていくと思います。
「グローバルな教育を受けたよ。」というのと,
「IB認定校で教育を受けたよ。」というのでは,
教育内容がどれだけ近くても,大きな差があると思うんです。

そういう教育を昌平中学校では,
入学した全員が受けられるということで,
やっぱり期待値は大きくなっていきますよね。

また,高校1年生で高大連携授業が実施されるだけでなく,
校外授業では大学訪問をするなど,イベントを通じて,
「1年生の段階で将来の事を考える重要性」を伝え,
「大学はあくまでもスタートライン」ということを意識させる,
早い段階から『将来への意識付け』を行っているそうです。
それが高い進学実績を安定させるためのポイントなんだと思います。

そして,今回の説明会では,初めて(だと思います),
『アクティブ・ラーニング』についての説明がありました。
何だか最近,『アクティブ・ラーニング』という言葉に,
『聞こえの良い魔法の言葉』感があるなと思っていたのですが,
昌平の説明会では,その重要性だけでなく,
危険性や問題点などをしっかり説明してくださり,
それにどう対処していくかということまでうかがうことが出来ました。

昨年の同時期に城川校長にお話をうかがう機会があり,
そのとき,
「私の中では賛成と反対が半々。」
と仰っていたのですが,
きっと研究に研究を重ねられて実践に移ったんだろうなと感じました。

耳障りの良い言葉だけが並ぶよりも,
そういう努力が垣間見える説明会の方が何だか安心しますね。
そんなところに,きっと昌平の教育の底力を見ることが出来て,
「あー,足腰の強い学校だなぁ。」と思うのかもしれません。
(完っっっ全に個人的見解ですね。w)


昌平中学高校は,今,埼玉で最も活気がある学校の一つだと思います。
進学実績も高いところで安定し,教育内容もどんどん進化しています。
それでも,そこに甘んじることなく,
学校が一体となってフレキシブルに動いている。
それが昌平中学高校の活気の要因の一つだと感じました。

志望校を決めるということ。

先日,中3の授業中に
志望校の選び方について少し話をしました。

毎年いろいろな学校を志望する生徒さんがいて(当然ですね),
いろいろな志望動機があります(これも当然です)。
その中には,1回見に行っただけで決めてしまう生徒さんや,
実際に学校を見ずに決めてしまう生徒さんがいます。
そういう生徒さんは,
「ここ,良いなー。」という学校が見つかると
途端に周りが見えなくなってしまうようだ,と
毎年のように感じます。

良いと思える学校が見つかると,
その学校の良いところしか見えなくなってしまうようです。
もしかしたら嫌なところも見えているのかもしれませんが,
大した問題ではないと思っているように感じます。

言い方が悪いかもしれませんが,
そういう状態でいると夢ばっかり見てしまうというか
学校に対して過度な期待をしてしまうんだと思います。
そして,その気持ちのまま入学して
「思ってたのと違う!」となったり,
「何かここじゃなかったのかも。」となったりします。
(実際に「もっといろいろ見ておけば良かった」という声も耳にしました。)

多分,100%良いと言える完璧な学校なんて存在しないと思うんです。
同様に,100%悪い学校も存在しません。
だから,良いところも悪いところもしっかりと知った上で,
「それでもこの学校に行きたい!」と思える学校,
いろいろな学校の特徴を知って,その上で比較して,
「やっぱりこの学校に行きたい!」と思える学校を見つけて欲しい。
そんなふうに考えています。


「学校説明会や見学にはできるだけ何度も行って。」
「いろいろな学校の説明会や見学に行って。」
と言っているのは,実はそのためでもあります。
いろんな学校を見て回るのには,
3年生の数か月間では,きっと足りないと思います。
「まだ早い。」と言わずに,1年生・2年生のうちから
説明会や見学会に参加してもらえたらなと思います。

開智未来に行ってきた。

先日,開智未来中学高等学校の説明会へ行ってきました。
開智未来中学高校は埼玉県北部にある私立校です。

毎回,開智未来の説明会へうかがうときは,
授業の見学も楽しみにしています。

開智未来の授業はとにかく活気にあふれています。
先生だけがやたらと張り切っているというのはありがちですが,
生徒の皆さんにもやる気があふれているんです。
賑やかな授業=活気がある,ということでもありません。
もちろん,先生の発問に生徒さんがパッと答えたり,
逆に生徒さんから質問が出たり,という場面も見られますが,
例えば問題演習をしている姿勢を取っても,
静かなんだけれど勢いがあるように感じます。

特に中学3年生対象で関根校長自らが教鞭を取る
『東大ゼミ』のクオリティの高さに驚かされました。
教鞭を取る,と言ったものの,
実際は,関根校長が投げかけた質問に対して
生徒さんたちが議論したり意見を言ったり,という形式で
まるで大学のゼミのようでした。

とある発問に対して,まず反応の速さに驚かされました。
発問されるや否や隣の人とペアを組んで話し合う。
ダラダラと話し合うのではなくて速やかに結論を出す。
そういうところでも活気を感じました。
そして,多分生徒さんたちはほぼ同じ結論に達したと思うんですが,
「隣の人と同じです。」
で答えを済ませる生徒さんはいなくて,
必ず答えが進化していくというのも感激です。
学習している内容もなかなかに難しく,
それを一生懸命に考えている生徒たちの姿こそ,
次の教育改革での大きな柱になっている
『アクティブラーニング』が目指すところの
能動的・主体的な学習の姿だと感じました。


アクティブラーニングを掲げている学校が増えている中,
開智未来はその言葉を教育内容に掲げていません。
掲げていないから取り組んでいないのではなく,
開校当初から行われていた取り組みなので,
開智未来では,それは普通のことなんだと思います。

お付き合いのある塾の先生や校長先生と,
「開智未来の教育は10年先を行っている」
という話を開校当初からしていました。
最近では
「ようやく教育が追いついてきましたね」
なんて話もします。


開智未来という学校は,
これから日本の教育が進んで行くべき一つの方向を
指し示している学校なんだな,と強く感じました。
プロフィール

教学館

埼玉県越谷市北部にある学習・進学塾【教学館】のブログです。
日々の出来事からお知らせまで,徒然なるままに書き連ねて行きます。
なお,入塾等のお問い合わせはホームページからお願いいたします。
⇒http://kyogaku-can.com

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